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コロナ感染症の拡大で会社が休みになり、収入が大きく減少。所得補償保険から、減った収入を補償してもらえる？

【ご相談事例】

所得補償保険に加入しています。
今回のコロナ感染症の拡大で会社が休みになり、収入が大きく減ってしまいました。

幸いにも私は感染を免れており健康です。
この場合、所得補償保険から、減った分の収入を補償してもらえますか。

【ご回答】

所得補償保険は「病気やケガによる入院・自宅療養により働けなくなった場合」に、所定の保険金が支払われます。

そのため、ご質問いただいたように「コロナの感染は免れたものの、会社の休業により所得が減った」というケースでは保険金が支払われません。

なお、新型コロナ感染症に感染して働けなくなった場合には、所得補償保険の補償を受けられます。

所得補償保険は、会社員や自営業の方など、働いて収入を得ている人が加入できる保険です。

会社員の場合には、病気やけがなどで仕事を休んだ場合でも、加入している健康保険に「傷病手当」という制度があるため、収入の一定額の給付金を受けることができます。

しかし、自営業者の方などが加入する国民健康保険には健康保険のような「傷病手当」の制度がないため、病気やけがなどで仕事を休んでしまうと収入が途絶えてしまいます。

そのため、長期の療養による収入の減少に不安を感じている自営業者の方は、所得補償保険を上手に利用するといいでしょう。

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